高齢者の病気 ALS(筋萎縮性側索硬化症)

高齢者の病気 ALS(筋萎縮性側索硬化症)

さまざまなご利用者様と接していると
様々な病気を抱えながら生活をされていらっしゃいます。
癌、糖尿病、認知症、は言うまでもなく
難病とされているALS…

 

高齢者を突如襲ってくる神経性の難病、
筋萎縮性側索硬化症「ALS」この病気を発症すると、手指を使った作業が思い通りにできなくなることから始まり、やがて全身の筋肉が痩せ、歩くことが困難になったり、のどの筋肉に力が入らず、声が出しにくくなったりするようになります。

 

現時点において原因不明の病気とされており、治療法も確立されておりませんので、この病気を発症後数年以内に死に至ってしまいます。

 

ALSが原因不明の病気であるとは言え、その病気の引き金となっている原因に対しては様さまざまな仮説が立てられています。例えば「スーパーオキシド・ジムスターゼ1(SOD1)」とよばれるタンパク質内で起こる遺伝子変異はその仮説のひとつであり、その仮説を裏付ける新たな研究報告が『米国科学アカデミー』において発表されました。

 

変異を起こしてしまったSOD1と正常なSOD1を見分けるのは難しいもの。そこで両者を見分けるために使用したのが電子スピン共鳴分析法です。その分析法を用いた結果、変異が起こっているタンパク質の動態を掴んだことで、その結果従来言及されてきた仮説を裏付けるための根強い証拠を打ち出すことに成功。

 

今回の研究報告を踏まえたうえで言えるのは、ALSもまた認知症やパーキンソン病と同様、タンパク質の凝集が原因で起こり得る病気であるということ。認知症やパーキンソン病に対する研究が着実に進んでいるように、神経難病であるALSにおいてもこれを機に研究が順調に進んでいくことを期待したいですね。

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